「食べる順番ダイエット」とは、食事の際に、まず野菜、次にタンパク質(肉や魚)、そして最後に炭水化物(パンやご飯)の順番で食べることを指します。
食べる順番ダイエットを実践することで、肥満や糖尿病、高脂血症の予防につながると専門家は語っています。
食べる順番ダイエットの魅力は、食事の量を制限するわけでも、肉を我慢する必要もないことです。そのため、長期にわたって続けることができるメリットがあります。
例えば、食事を開始する際には、まずサラダやスープから食べるようにします。これにより、空腹時に野菜を食べることで、野菜の摂取量が増えます。
次に、タンパク質を摂ることになります。肉や魚などのタンパク質は、筋肉を増やすことに貢献し、健康にも良いことが分かっています。
最後に、炭水化物を食べます。この順番で食べることで、空腹時に食べ過ぎることがなくなり、自然な形でダイエットに役立つ食事ができるのです。
このように、「食べる順番ダイエット」は、特別な制限を設けることなく、自然な形でダイエットや健康維持につながるダイエット法として注目されています。
食事を開始してから、炭水化物を含む主食を食べる前に、10分以上時間をかけることが最も重要なポイントとされます
その理由は、野菜に含まれる食物繊維が、炭水化物の消化吸収を遅らせ、血糖値の急上昇とインスリンの分泌を抑制する効果があるからです。この効果により、高血圧・高血糖・高脂肪の予防になります。
実際に、この方法を3カ月続けたところ、糖尿病患者の中には、高血圧・高血糖・高脂肪のすべてが基準値以上であった人が、すべて正常値に戻ったというケースもありました。この理由は、血糖値の上昇が抑えられることで、インスリンの分泌量が抑制されるからです。
インスリンは、血圧を上昇させたり、肝臓で脂肪を過剰に生成する働きがあるため、インスリンの分泌を抑制することで、高血圧や高脂肪の予防にもなります。
さらに、過剰なインスリンの抑制は、動脈硬化やアルツハイマー病、がんなどの疾患の予防にも役立つと言われています。
したがって、食事の際には、時間をかけて野菜を食べ始め、炭水化物を含む主食を食べる前に10分以上空けることが、健康維持につながるとされます。
忙しい朝は、仕事に出る前に朝食を取る時間がなかったり、昼休みにコンビニ弁当や牛丼を食べることがある方々には、
食事の10分前に野菜ジュースを飲むことがおすすめです。
そして、丼物を食べる場合には、ご飯の上に載っている肉類などの具を先に食べ、最後にご飯を食べるようにしましょう。
また、具とご飯を一緒に食べたい方は、最初に具を食べ、少し残しておいて最後にご飯と一緒に食べる方法を試してみてください。
飲み会でも“食べる順番ダイエット”が可能です
最初にビールなどのお酒を飲む前に野菜を食べるように心がけましょう。
そして、メインのつまみである肉料理などを食べながらお酒を楽しんでください。
炭水化物を含んでいるお茶漬けや麺類は、最後に食べる“締め”となります。
これらのアドバイスも梶山院長から提供されたものです。今夜からでも簡単に始められるダイエット方法ですので、是非お試しください。
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