おすすめのダイエット方法一覧です!
注意点や食事・運動で意識すべきことについて紹介します。
テレビやインターネットなどでは、たくさんのダイエット方法が紹介されています。食事制限や運動など、さまざまな方法がありますが、効果的なダイエットとはどのようなものなのでしょうか。
このコラムでは、効果的なダイエット方法やおすすめの方法、意識すべきことなどについてご説明します。ダイエットを考えている方やうまくいかない方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.効果的なダイエット方法とは
効果的なダイエットは、食事と運動のバランスをとり、健康的に痩せる方法です。
極端に偏った食事をしたり、身体への負担が大きい運動ばかりをすると、むしろ身体に悪影響を与え、不調を引き起こします。
ダイエットの目安は、1カ月に1キログラム~2キログラム程度の減量です。無理をして辛く感じると、ダイエットは長続きしませんので、おすすめしません。
ですから、ダイエットをする際には、食事と運動のバランスを取り、無理をせずに継続することが一番大切です。
2.ダイエットする際の注意点
ダイエットする際には、以下の注意点に気を付けましょう。注意点を押さえて、健康的なダイエットに取り組みましょう。
2-1.お酒を過剰に摂らないこと
お酒の摂り過ぎは肝機能の低下を招きます。肝臓はアルコールを分解するだけでなく、脂質やタンパク質、糖質の代謝にも関与しているため、肝機能の低下は代謝量の減少やむくみの原因となります。お酒を飲む際には、ビールなら500ml、日本酒は1合、ワインは2杯程度を目安にしましょう。中性脂肪が高い場合は、目安に関わらず禁酒をおすすめします。
2-2.休日の過ごし方を見直すこと
休日に寝たりダラダラ過ごす方は、休日の過ごし方を見直してみましょう。
普段は仕事や学校に行く日は、通勤や通学で歩くことが多いです。それによって意識せずとも、十分に身体を動かすことができます。しかし、休日には外出したり家事をする場合を除いては、あまり身体を動かさないかもしれません。ですので、意識して身体を動かすように心掛けましょう。
ダイエットをする際には、食べる量や食べるペースにも気をつけましょう。急いで食べすぎると、満腹中枢が刺激される前にたくさん食べてしまうことになります。これが過食の原因となります。満腹中枢が刺激されて満腹感を感じるまでには、食べ始めてから約20分かかると言われています。もし食事時間が20分に満たない場合は、過食している可能性があるため、ゆっくりと食事を摂るように意識してみましょう。
睡眠時間もダイエットには重要です。睡眠不足は、ダイエットの成果に悪影響を及ぼすことが分かっています。睡眠時間が短いと、食欲を増進させるホルモンの分泌量が増えてしまい、太りやすくなってしまいます。睡眠は、ダイエットには無関係だと思っている方もいるかもしれませんが、ダイエットをしている時は睡眠時間を確保するように心がけましょう。
ここからは、おすすめのダイエット方法を具体的に紹介します
食事に関するダイエットや運動に関するダイエットなど、それぞれの方法を考える際の参考になればと思います。
まず、食事に関するダイエット方法です。
体重を減らすためには、摂取するカロリーを減らす必要がありますが、最低限のエネルギーは必要です。栄養素もバランスよく摂取し、健康的にダイエットを行うようにしましょう。
レコーディングダイエットという方法もあります。
これは、体重や食事内容、運動内容、トイレ回数などを毎日記録していくダイエット方法です。1週間ほどを目安にして、記録を見直してみることで、自身の食事や生活習慣に気づきを得ることができるでしょう。
食事内容や運動習慣を改善できるためには、摂取カロリーの記録や運動の記録が役に立ちます。
これによって、目に見える形で改善点が見つけやすくなります。特に、写真を撮るだけでカロリーを計算してくれる便利なアプリもありますので、それを使って自分の1日あたりの摂取カロリーの目安を理解しましょう
炭水化物ダイエットとは、白米やパスタなどの炭水化物が多く含まれている食事の量を減らし、その代わりに魚やお肉などタンパク質が豊富に含まれているものからエネルギーを摂取するダイエット方法です。
ただし、炭水化物を摂取する量を減らす場合は注意が必要です。炭水化物が不足すると身体に不調を引き起こす可能性もあるため、バランスを考えながら取り組みましょう。
食品置き換えダイエットは、食事をしっかりと摂りたい人におすすめの方法です。1日のうち1食または2食を、カロリーが低い食材に置き換えます。
一般的に白米やパスタは、血糖値を上げる食品とされていますが、それらをGI値が低い食品に置き換えることもポイントです。例えば、白米を玄米に、パスタを春雨に変更します。GI値が低い食品は血糖値の急激な上昇を抑える効果があり、またカロリーも抑えることができます。食事制限が辛くて続けられない方には、ぜひ食品置き換えダイエットを試してみてください。
運動によるダイエット方法もいくつかあります。運動をすることでカロリーを消費し、痩せやすい身体になるメリットがありますが、時間と努力が必要です。ジョギングは有酸素運動の一つであり、ダイエットに適しています。
身体への負荷が少なくて長時間続けやすいですが、やり過ぎると疲れが抜けなくなるので、週に2回から4回程度を目安に行いましょう。
運動に慣れていない方は、まずウォーキングから始めてみましょう。
とにかく身体を動かすことが重要なので、最初はウォーキングから始めて、運動する習慣を身につけましょう。普段の生活の中でもできることがあります。
例えば、エレベーターを使う代わりに階段を使ったり、普段とは違うトイレを使ってみたりすることで、ちょっとした工夫で歩く時間を増やすこともできます。普段の生活から少しずつ変えていくのも良いでしょう。
もう一つのダイエット方法としては、水泳があります。
水泳は全身に水の抵抗を受けるため、陸上スポーツに比べてカロリー消費が多くなります。また、膝や足腰の心配がある方でも負担が少ないので安心して運動することができます。
水の中を歩くだけでも運動になるため、水泳に自信のない方はまずは水中ウォーキングから始めてみましょう。お住まいの地域に市民プールなどがあれば、利用するのも良いでしょう。
また、銭湯などの立ち湯で歩くのも一つの方法ですが、他のお客様への配慮も忘れずに行いましょう。
それ以外のダイエット方法としては、食事と運動以外の方法もあります。
食事でカロリーを抑えたり、運動が続かない方には特におすすめです。
例えば、下半身ダイエットでは、下半身の脂肪だけでなく、冷えやむくみなども原因となります。このため、骨盤の歪みを直すための運動やマッサージ、ツボ押しも効果的です。
ただし、筋肉を過剰につけてしまうと逆に太く見えることがあるので注意が必要です。
また、
プチ断食ダイエットとは、週の半日から2日程度断食をして摂取カロリーを減らすことで、胃腸を休ませ正常な働きを促すダイエット方法です。
断食が長時間続けるのが難しい人は、最初に半日の断食から試してみるのも良いですね。
ただし、実際に行う場合には、専門医のアドバイスを受けて適切に取り組むことが大切です。
大切なことは、食事に関して意識することです。
痩せるために、食事をどのように摂るべきか分からない人は、以下の点を参考にしてください。
まずは、適切なカロリーコントロールを行ってください。
ただし、カロリーコントロールとは、ただ摂取カロリーを減らすだけではなく、身体に必要なエネルギーを摂りながら健康的にダイエットすることが重要です。
まずは、1日の摂取カロリーと消費カロリーの目安を知りましょう。
そして、その上で、食事の内容や取り方を考えましょう。適切なカロリーコントロールをしないと、身体が不調になったり、効率的なダイエットができなくなってしまいます。
カロリー摂取を抑えたい場合には、以下のような方法を試してみてください。
まずは、白米の量を普段より減らしましょう。
また、カロリーオフのアルコールを選ぶことや、揚げ物を控えることもおすすめです。
さらに、マヨネーズやドレッシングをノンカロリーまたはカロリーオフのものに置き換えることも良いでしょう。
消費カロリーの目安は、基礎代謝量が参考になります。
男性の場合、30歳から49歳の目安は1,530カロリーで、50歳から69歳の目安は1,400カロリーです。 女性の場合、30歳から49歳の目安は1,150カロリーで、50歳から69歳の目安は1,110カロリーです。
また、タンパク質の摂取も意識してみてください。
タンパク質は筋肉を作る栄養素であり、筋肉量が増えると代謝が良くなり、痩せやすい体になります。大豆やたまご、乳製品などに多く含まれているタンパク質を食事に取り入れることを考えてみましょう。
ビタミン・ミネラルを摂取する
ビタミンは脂質や糖質などの代謝を助ける働きがあります。
また、ミネラルもダイエットにおいて非常に重要な栄養素です。特にダイエットに効果的とされるのはビタミンB群で、豚肉やうなぎ、魚、乳製品などに多く含まれています。
しかし、ビタミンやミネラルは体内で生成することができないため、食事から摂取しなければなりません。ビタミン・ミネラルの不足は体調に影響を及ぼす可能性もあるため、ダイエット中でも十分に摂取することが重要です。
食べる順番を意識する
食べる順番を意識することにより、ダイエットへの効果が期待できます。
ご飯を食べる際には、最初に野菜を摂ることを心掛けましょう。
その後におかず(魚や肉など)を食べ、最後に白米を摂るようにします。
さらに、野菜の他に海藻類やきのこ類も最初に食べることをおすすめします。食べる順番を意識することにより、血糖値の上昇を抑えることができ、体脂肪の蓄積を防ぐことができます。
また、白米を玄米や雑穀米に置き換えると、さらに体脂肪の蓄積を抑えることができるため、ダイエットにおすすめです。
野菜中心の食事にする
ダイエット中は、脂質や糖質の多い食事は避けるべきであり、野菜を中心とした食事にしましょう。野菜には多くの食物繊維が含まれており、食物繊維は血糖値の上昇を抑える効果があります。そのため、体脂肪の蓄積が抑えられます。さらに、食物繊維は整腸作用を持っており、正常な排便を促してくれます。
無理をせず空腹時には間食を摂る
一般的に、間食は太る原因とされがちですが、お腹が空いたら無理をせずに間食を摂ることをおすすめします。
逆に、間食を我慢して食事の量が増えると、太る原因になります。間食をする際は、高カロリーなお菓子ではなく、カロリーが低くビタミンなどダイエットに効果的な栄養素が摂取できる果物を選ぶことが良いでしょう。
ダイエットを成功させるためには、運動にも注意を払う必要があります。
ここでは、運動に関する意識すべきことについて紹介します。まず、脂肪を燃焼させるためには有酸素運動がおすすめです。有酸素運動とは、ランニングやウォーキング、水泳、サイクリングなど、中程度の負荷を身体に与える運動のことです。
これにより、脂肪燃焼や基礎代謝の上昇など、様々な効果が得られます。
特に、運動を始めてから20分経った頃からより高い効果が期待できるとされています。
また、基礎代謝を上げるためには、無酸素運動も取り入れることが重要です。無酸素運動とは、筋トレや短距離走などの運動で、有酸素運動とは異なり、脂肪燃焼の効果は低くなりますが、筋肉を鍛えて基礎代謝を高める効果があります。
基礎代謝が高まることで、普段の生活で消費されるカロリーも増えて、痩せやすい体になるでしょう。さらに、無酸素運動の後に有酸素運動を行うと、脂肪分解をサポートするホルモンが分泌されるため、より体脂肪を燃焼させたい場合にはおすすめです。
初めて運動を始める方は、短時間でできる運動から始めることをおすすめします。
特に、普段から運動をしていない方は、体力が持たないことや続けられなくなる可能性もあるため、長時間の運動を一気に行うのではなく、まずは短い時間から試してみてください。
目安としては、1日に30分程度の運動がおすすめです。10分を3回に分けて行っても、1回30分の運動を行っても構いません。ただし、1日合計で30分の運動を意識するようにしましょう。
日常的に体を運動させることは、体を引き締めたいと思う場合に有効です。
例えば、階段を使ったり駅まで歩いたりすることは、日常生活に取り入れやすい方法です。
ジョギングや水泳のような運動は日常的に行うことが難しいかもしれませんが、階段を使ったり歩いたりすることなら意識的に取り入れることができます。また、家事も体を動かすことになるので、カロリーを消費することができます。例えば、30分の家の掃除は30分歩くことと同じくらいのカロリーを消費します。
外に出るのがめんどくさいと感じても、家事をするだけでも運動になるので、普段から掃除をする習慣を身につけましょう。
ジムに通うことも良い方法です。お金を支払ってジムを利用することによって、自分の目標を達成するために頑張ろうという意欲も高まるでしょう。
また、お金を支払った以上、頑張って痩せようという気持ちも湧いてくるかもしれません。もし自身だけではなかなか続けられない場合は、パーソナルトレーニングを利用することもおすすめです。
パーソナルトレーニングでは、トレーナーが一対一で指導し、モチベーションを維持するサポートもしてくれます。
ダイエット方法はたくさんあります。例えば、食事のカロリー摂取量を抑えたり、運動によってカロリーを消費したりすることが挙げられます。
しかし、ダイエットは短期的なものではなく、長期的に取り組むべきものです。継続しなければ意味がありませんので、自身に合ったダイエット方法を無理のない範囲で取り組みましょう。
また、ダイエット中には食事や運動に関する意識が必要です。意識的に取り組むことによって、成功する可能性が高まるので、頭に入れておくと良いでしょう。